製品情報

「キッズケータイ F-03J」は、ドコモの子ども向けケータイになります。2014年11月に発売された「キッズケータイ HW-01G」の後継モデルで、2年半ぶりのリリースになります。前回のモデルはファーウェイが担当していましたが、今回は富士通製となっています。

富士通といえばシニア向けのイメージもありますが、それ故にキッズケータイも過去に販売しています。

見ただけで持ちやすい「自然と丸みがついた石」をモチーフにしたオールラウンドフォルムを採用しています。正面は3分の2をディスプレイ、3分の1を操作用ボタンといった配置になっています。

子どもが扱うので傷への配慮はなされています。ボディカラーについて塗装で色付けを行うものですが、素材の樹脂自体に色付けを行ったことで、傷ついても色剥げはありません。操作面の文字も摩擦で消えてゆき「年季が入りましたね〜」なんていうかもしれませんが、「F-03J」ではボタンの裏側に印刷しているので文字に直接触れることはなく文字剥げもありません。

何が起こるか分からないので、防水・防塵に対応しています。また、米国国防総省の「MIL-STD-810G」の14項目に準拠しています。耐衝撃性能は、高さ1.22mから合板（ラワン材）に製品を26方向で落下させる試験をクリアしています。さらに富士通独自の1.5mの高さからコンクリートに26方向に落下させる試験をクリアしたあんしん設計を兼ね備えています。

いざというときの防犯ブザーも搭載しています。ストラップを引っ張ると約100dBの大音量ブザーが鳴り、サイドライトが点滅して周りに知らせます。ブザー鳴動に連動して、設定した連絡先への発信、位置情報の通知が届きます。防犯ブザーはスライド式でスイッチを元に戻すとブザー音は止まります。

また、GPSを利用して子どもの居場所を保護者に通知したり、保護者がいつでも子どもの居場所を確認できる「イマドコサーチ」に対応しています。

ケータイを子どもが使う上で、どんなことに使っているか怖いですよね。キッズケータイではインターネット利用不可のため、有害サイトなどからの閲覧トラブルに巻き込まれる心配なしです。ゲームも非対応なので遊びすぎも防げます。

SMSはLINEのような見やすいチャット表示になっています。絵文字にも対応しているので表情豊かなSMSを楽しめます。文字入力は50音一覧かテンキー入力を選択でき、カーソル移動で入力していきます。

文字入力が面倒なので、メール定型文として子どもがよく使う内容を親のスマートフォンからあらかじめ登録しておくと、文字入力の手間が省けます。最大20件まで編集可能です。

保護者のスマートフォンとキッズケータイをつなげる「親子のきずな」アプリを用意しています。アプリからBluetooth経由でキッズケータイの設定を読み込み、保護者のスマートフォンに表示され、内容変更、新規追加・削除ができます。

子どもが見守り範囲から離れたら、保護者のスマートフォンとキッズケータイの両方にお知らせが届く「みまもりアラート」も搭載。見守り範囲はBluetoothの接続範囲となります。お知らせでは電話するか促してくれます。

子どもが帰宅すると保護者のスマートフォンにSMSで届く「おかえり通知」を搭載。「Tomoru」などのBluetoothビーコンを検知して保護者に帰宅を知らせてくれます。Wi-Fiは搭載していないので、自宅のWi-Fi接続等は使えないので、何がIoTデバイスを用意する必要があります。

両サイドに点滅するLEDライトを搭載しています。防犯ブザーを鳴らした時にも光りますが、手動でも点けれますので暗い道の1人歩きの時にもあんしんです。方向下キーの4を長押しすることで点灯できます。同じ方法で消せます。

スペック

ニュース

関連機種

2018年春モデル

mamorino4 ZTF32

タッチ＆声で操作。見守り機能充実の防水キッズ向けケータイ。

2018年春モデル

キッズフォン 701ZT

タッチパネルとカメラを搭載したキッズ向けケータイ

外部リンク

(最終更新日：2019/11/16)