製品情報

「mamorino5」は、auが提供している子ども向けケータイブランドの最新モデルです。前モデルの「mamorino4」はZTE製でしたが、今回は京セラが製造を担当しています。

今回は「ケータイを持っていくのを忘れてしまう」「着信になかなか気づいてくれない」といったお客さまの声を受けて新機能がいろいろ搭載されているようです。

キッズケータイ当たり前機能

お子さまの居場所が気になったときは、保護者の方のスマートフォンやケータイから居場所を確認できるほか、5分ごと、10分ごとに居場所を確認する「連続居場所通知」もあります。

また、帰宅予定の時刻を設定しておくと、15分ごとに自宅のWi-Fiルーターをサーチし、検出すると在宅確認として保護者の方に通知してくれる機能も新たに搭載。

有料ではありますが、保護者の方がauのスマートフォン・携帯電話をお使いの場合、GPS機能を使ってお子さまの居場所をかんたんに探せる・見守れる「安心ナビ」を利用できます。

ストラップを引く、またはスライドスイッチを操作することで防犯ブザーが鳴ります。約100dB大音量で相手を威嚇しながら背面にある防犯ライトが点滅します。と同時に保護者の方に通知します。

ココセコムにももちろん対応しており、セコムと契約していれば、防犯ブザーが鳴るとセコムに通報。ただちに「mamorino5」に折り返し連絡し、お子さまの安全を確認。必要に応じ、指定先にも連絡します。最寄りのセコムから緊急対処員がお子さまのもとへ急行する「現場急行サービス」も利用できます。「現場急行サービス」は、ユーザーの要請により利用でき、1回ごとにご利用料金が別途かかります。

不安な親を陰ながらサポート

習い事などの出発時間を登録しておけば、外出する予定の時間に合わせて、「いっしょにでかけよう」と音声で促して「mamorino5」の忘れ防止をサポートします。スマートフォンではないですし、「mamorino」的年齢であれば、持っていくのを忘れること自体は納得できます。

マナーモードだと音声は出力されません。10分、30分、60分前で設定が可能です。

応答の操作がなくても、自動的に電話につながり、そのままハンズフリーで通話できる「着信自動応答」が利用できます。周辺の音を聞くこともできます。

連絡をとりたいのに電話に出ないことは良くある話です。子どもは遊んでいるときには、電話が鳴っても気づかないでしょうが、保護者は連絡がつかなと万一のことも考えてイライラするものです。そんな困ったときに、「mamorino」自身が、「居場所通知」や「着信自動応答」の操作方法が書かれたSMSを自動的に保護者の方に送信します。保護者はその機能自体を忘れていたり、具体的な操作方法を知らなくても、子どもを確認できます。

子どもならではの安心機能

子どもが使うので防水、防塵対応で利用シーンが広がります。それだけでなく、アクティブな子どものために、高さ1.22mから合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験をクリアした耐衝撃性能を保持しているほか、ディスプレイ面はガラスではなく、アクリルを採用しています。擦り傷等には弱いと思いますが、割れは心配しなくてよいかと思います。

子どもならではの機能も搭載。まずは「学校モード」。見た目は電源オフ状態でも、保護者が居場所を検索することができ、登下校時でもあんしんです。設定中は電話はかけられませんが、簡易留守メモにメッセージを残せます。学校モードにすると、保護者の方に通知が来るように設定することもできます。

そして、「自動マナーモード」。時間帯、曜日によってマナーモードのオン、オフを設定しておくことができます。習い事や塾の予定に合わせて設定できるので、うっかりマナーモードにしわすれて、塾で鳴ることは防げます。通常のマナーモードのほか、バイブも振動しないサイレントモードに設定することもできます。

子どもですから意外と心配なのが電池や紛失です。いくら持っていても電池がなければ居場所は分かりません。そこで、電池残量が少なくなると、自動的に保護者の方に通知すると同時に、mamorinoが音声で充電を促す機能を搭載。なんなら電池がなくなって電源がオフになったときにも保護者の方に通知してくれます。

遠隔操作も可能です。保護者の方から定型のSMSを送ることで、mamorinoの設定を変更できます。紛失したときに便利なのが、「遠隔アラーム」と「遠隔ロック」。本体が見当たらないとき、アラームを鳴らして探し出す手掛かりにできるほか、mamorinoをロックし、使用できないようにします。

そのほかにも、電話をかけても気づかないときなどにマナーモードを解除できる「遠隔マナー解除」もあります。

まさに必要十分マシン（使える機能を制限&必要機能を搭載）

通話やメッセージ（SMS）、GPSに機能を限定してあります。サイトへのアクセスや、SNSへの投稿、カメラ撮影、ゲームができないので、WEBトラブルに巻き込まれるリスクが軽減され、子どもに持たせて安心です。

通話やメッセージについても、あらかじめ設定した相手とのみ可能です。110番、119番など緊急通報は可能です。

子どもがメッセージを読んだら、保護者の⽅にメッセージが届く既読確認機能もあります。SMSでは相手の既読情報なんて分かりっこないですが、LINEのようなものなのでしょう。

最低限の機能として、カレンダー、アラーム、ストップウォッチ、タイマーなどは用意されています。ときどきおかしな音の出る「おもしろピアノ」というゲームっぽいものもありましたが、心配するようなものではないでしょう。

気象庁が発信する緊急地震速報、津波警報、国や自治体が配信する災害・避難情報の「緊急速報メール」には対応しています。

本体は従来通り小学校低学年の手のひらに収まり、持ちやすいサイズを想定されています。防犯ブザーを鳴らすためのストラップは従来の紐から細い帯のストラップに変更されました。切れやすかったのでしょうか？

操作方法はタッチ操作になります。ホーム画面によく使う相⼿先を、１、２、３のワンタッチボタンに登録しておくと、かんたんに電話をかけられます。壁紙は変更可能なようです。でもカメラはありませんし、ネットにもつながりません。内蔵の画像だけでは…と心配する必要もなく。なんと保護者の方のスマートフォンで撮った画像などをBluetoothで受け取り可能。好きな画像の壁紙にできます。

ホームボタンをディスプレイ外で用意し、静電タッチキーとしています。誤操作の少ないと謳っていますが、いかほどかは分かりません。子どもの場合物理的に押せた方が良い気もしますが、タッチ式の方が壊れにくいという利点はありますね。

電池パックは、従来通り専⽤の⼯具を使わないと外せないので、第三者が故意に外すことを防⽌できます。既に記載しましたが、背面の左右2箇所に防犯ライトを搭載しています。簡易ライトとしても使用可能です。

基本スペックですが、内蔵メモリのRAMは512MB、ROMは4GB搭載。外部ストレージには対応していません。防水、防塵、耐衝撃に対応しています。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には非対応となっています。

通信速度ですが、ジュニアケータイプラン加入時128Kbps、その他料金プラン加入時、受信時最大75Mbps/送信時最大25Mbps。速度を記載しましたが、そもそも何もできないので速度を気にする必要はありません。

「ジュニアケータイプラン」は小学生以下の方が対象の「mamorino5」「mamorino4」専用のプランです。2年契約縛りで基本使用料500円で利用できます。

LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスに対応しています。「VoLTE」同士になれば高音質で通話できます。3G通信には対応していません。

スペック

アクセサリ

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キッズフォン 701ZT

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