製品情報

安心な耐久性ガラケー

「DIGNO ケータイ3」は、京セラ製のAndroid OS搭載ケータイで、2018年1月に発売された「DIGNO ケータイ2」の後継モデルです。

ソフトバンクとワイモバイルの両ブランドで取り扱われます。ソフトバンクとしては2019年夏に発売されたシニア向け「かんたん携帯10」、ワイモバイルでは2019年春に発売された「AQUOS ケータイ3 806SH」以来のケータイ端末になります。

カラーはシルバーとピンク、ソフトバンクのみブラックが用意されています。カメラとワンセグ非搭載の法人向け「DIGNO ケータイ3 for Biz」も合わせて発表されています。

テンキーについては、独立したボタンを採用していますが、従来よりかは離れていない印象です。テンキー下部によく使う機能などをワンタッチで起動できる「カスタマイズキー」も用意されており、連絡先やアプリなど最大3つまで登録可能で、ワンタッチで利用できます。

外部接続・充電端子にUSB Type-Cを採用しています。裏表を気にせずにケーブルを挿すことが可能です。卓上ホルダーやUSB Type-C端子も同梱されず別売りとなっています。ストラップ穴も搭載しています。本体の背面カバーを開けて取り付ける仕様です。

従来同様にIPX5／IPX8の防水とIP5Xの防塵、米国国防総省基準MIL-STD-810Gにおける規格に準拠した耐衝撃性能を備えています。「DIGNO ケータイ3」では、さらにMIL-STD-810Gにおける防水[浸漬]、耐振動、高温保管[固定]、高温保管[変動]、高温動作[固定]、高温動作[変動]、低温保管、温度衝撃、低圧保管の9項目にも準拠しています。

アルコール除菌シートの拭き取り試験をクリアした「耐薬品性」も新たに備えています。金属光沢の美しいボディですので、汚れても除菌シートで衛生的に使えます。大抵ディスプレイに対してメガネ拭きシートを使うくらいまでですので、ボディに対しても公式にサポートされているのは、京セラならではの安心性です。

バッテリーは大容量の1700mAhを搭載しています。従来と同様ですが、1週間以上の電池持ちを実現していると謳っていますので大変助かります。

長時間充電するとバッテリーには負荷がかかり劣化する懸念があるため、「バッテリーケアモード」を用意しています。これは最大容量の85％までに抑える充電設定となります。電池の負担を軽減し長持ちさせます。ただし、バッテリー寿命は延びる一方で、85％しか充電しないので1回の充電での使用時間は短くなります。出張や旅行の際はバッテリーケアモードをオフにすると良いでしょう。初期設定はオフのようです。

通話はもちろん快適設計

より大きなレシーバー「でか受話音」を前モデルの「DIGNO ケータイ2」から継承して搭載しています。なお、レシーバーの穴は「DIGNO ケータイ2」より1.5倍に拡大しています。従来通り通話相手の声をより大きくはっきりと聞くことができますし、従来より耳の当てる位置を意識しなくても聞けるようになります。ちなみに、今回は京セラならではの「スマートソニックレシーバー」という画面振動による音の伝達技術は搭載されませんでした。

通話関係のお知らせ機能も充実しています。振動で着信を伝えるバイブレーションですが、「DIGNO ケータイ2」から約1.4倍大きく振動する「でかバイブ」を搭載しています。また、新たに追加した機能として、10分以内に同一相手から2回以上の不在着信があった場合に、段階的に着信音を大きくする「ステップアップ着信」機能や、不在着信を定期的に音やバイブで通知する「不在通知スヌーズ」機能なども搭載しています。スヌーズ間隔は、着信から5分、10分、20分、60分後とあります。大切な連絡を放置してしまうことを防止してくれます。

「通話音声メモの録音データのエクスポート」を搭載しており、機種変更時に、本体内部に録音／保存した音声をmicroSDメモリカードを経由して新しい機種へ引き継ぐことが可能です。auの京セラ製端末には搭載されていましたが、ソフトバンク機種にも搭載されました。

Wi-Fiにも対応しています。自宅のWi-Fiに接続して、データ容量を気にせず動画などの大容量コンテンツをご利用いただけます。また、最大10台までのテザリングにも対応しており、モバイルWi-Fiルータのように、外出先でもノートパソコンやタブレットを「DIGNO ケータイ3」経由でインターネットにつなぐことが可能です。ビジネスでの利用でも十分な機能です。

ワンセグとFMラジオ（ワイドFM）にも対応しています。災害時には通信ネットワークが落ちても情報の入手方法が複数あるのは大変心強いです。なお、イヤホン又は変換ケーブルがアンテナになります。ワンセグに至ってはNHKの受信料問題がありますが。

基本スペックですが、OSはAndroid採用、CPUはクアッドコア（1.1GHz×4）を搭載。内蔵メモリのRAMは1GB、ROMは8GB搭載。最大32GBのmicroSDHCにも対応しています。ワンセグ、赤外線通信、IPX5,IPX8の防水、IP5Xの防塵、耐衝撃に対応しています。おサイフケータイ、NFC非対応となっています。

ネットワーク面ですが、FDD-LTEは受信時最大112.5Mbpsに対応。900MHz帯プラチナバンドに対応。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。

スペック

アクセサリ

関連機種

2017年冬モデル

DIGNO ケータイ2 701KC

防水・防塵・耐衝撃 1週間超えの電池持ちで快適ライフ

2019年春モデル

AQUOS ケータイ3

聞きやすい・見やすい 長く付き合える

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