製品情報

さらに使いやすく楽しく

「キッズフォン2」は、ソフトバンクの子ども向けケータイになります。2018年4月に発売された「キッズフォン」の後継モデルで、1年半ぶりのリリースになります。従来までZTEが担当していましたが、今回はセイコー製となっています。

メーカーは変わっても方針は変わらず、タッチパネルを搭載したモデルです。カメラもついていますのでちょっと昔のキッズケータイとは少し異なります。子ども向け端末でどこまで求めるのかは保護者の裁量によるかと思います。

ディスプレイは少し大型化した3.1インチを搭載しています。子どもが使いますから丈夫さも兼ね備えています。割れにくいディスプレイを搭載するとともに、内部フレームには、軽くて強度に優れたマグネシウム合金を採用しています。防水と防塵のほか、耐衝撃にも対応しています。米国国防総省の「MIL-STD-810G」に準拠し、高さ1.22mから合板（ラワン材）に製品を26方向で落下させる試験をクリアしています。

大きくなったのはディスプレイだけではありません。バッテリーも1490mAhと大容量になり、長時間の利用が可能となりました。その分媒体サイズが気になるところですが、高さは7.5mmほど高くなっています。ただ、重さはほとんど変わらず、横幅は2.4mm程度、厚さに至っては1.5mm程度スリムになっています。持ちやすくなったといえます。

カメラはメインが500万画素、サブが200万画素を搭載しており、風景撮影だけでなく自撮りも可能となっています。撮影した写真をメールに添付して送信することも可能で、親子間などのコミュニケーションの幅が広がるとしています。また、被写体の顔を認識し、撮影する写真に合成できる100種類以上の顔認識スタンプが用意されているほか、10種類以上のメイクや7種類のフィルターなどさらに楽しさがアップしています。

手書きでの書き取り問題や、対義語・類義語・同音異義語・四字熟語に対応した、小学生向けの漢字学習アプリも搭載しています。お勉強もキッズフォンにお任せといったところでしょうか。

子どもの安心安全をサポート

連絡先は20件まで登録でき、登録した連絡先以外からの着信やメールの受信をブロックすることが可能です。ウェブサイトの閲覧はそもそもできませんので、スマホを持たせるより安心できます。

あらかじめ登録した家族の居場所を地図で確認できるスマートフォン向けのサービス「みまもりマップ」の被検索対象として設定可能です。一度設定すると、保護者は「みまもりマップ」のアプリケーションを開くだけで、すぐに子どもの居場所を把握できます。保護者がスマートフォンを利用していなくてもパソコンや携帯電話から居場所を確認できる「位置ナビ」にも対応しているため利用可能と思います。自宅などの登録したWi-Fiネットワーク圏内に入ると保護者に通知される「ただいま通知」も利用できます。

設定した速度（時速8km/16km）以上を検知すると通知する「速度検知通知」にも対応しています。車で連れ去られた時の気づきになりそうで、とても良い機能ですね。ちなみに子どもの歩く速度は約3km/h、自転車は11.4km/hのようです。この数値自体正確に算出された統計ではないですが、その辺で設定値が決められていそうですね。

※出典：自転車の時速(平均速度)は普通何km? 徒歩とﾏﾏﾁｬﾘ,ｸﾛｽﾊﾞｲｸ,ﾛｰﾄﾞﾊﾞｲｸを比較 | lapinews | うさぎの雑記帳

見守りだけではなく、出動要請をすればGPSの位置情報をもとに現場にプロの警備員が出動してくれる「CSP ケータイ de アシスト」にも対応しています。もちろん別途料金がかかりますけど。月額警備料金と出動料金がありますが安心はお金に変えられませんかね。

緊急ブザーは従来通り搭載しています。ストラップを引くとブザースイッチがスライドすることで鳴動します。合わせて、カメラで撮影した写真と位置情報を管理者に自動で送信します。緊急時に、子どもの居場所と周辺の様子をすばやく把握することができます。

スペック

アクセサリ

関連機種

2018年春モデル

キッズフォン 701ZT

タッチパネルとカメラを搭載したキッズ向けケータイ

2019年冬モデル

キッズケータイ SH-03M

大きくなる子どもたちへ。成長に合わせて使える×つながるあんしん。

2020年春モデル

どこかなGPS

はばたけ、わが子

---

ニュース

外部リンク