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ソフトバンク スマートフォン

AQUOS zero 801SH

世界最軽量モンスター


カラー

Advanced Blackの画像

製品情報

「AQUOS zero 801SH」は、シャープのフラッグシップスマートフォンで、今回はソフトバンク専売モデルとなったようです。AQUOSシリーズのスマートフォンとして初めて有機ELディスプレイを搭載しています。「有機ELを身にまとった、もう一つのAQUOS」と公表していますので、IGZOディスプレイを採用する「AQUOS R」シリーズと併売される見込みです。また、最近のスマートフォンは大画面化が進むとともに重量が増してきたことに目をつけ、新たな軽量をテーマに開発されました。

軽いぞ!文庫本1冊レベル

画面サイズ6インチ以上で電池容量が3000mAhを超えるスマートフォンにおいて世界最軽量となる約146g。ボディ側面に軽量なマグネシウム合金、背面に高強力アラミド繊維「テクノーラ」を採用したことにより、一般的なアルミ製構造から41%も軽量化したとのことです。軽量化と同時にボディの強度・剛性にも貢献しています。また、有機EL採用によりバックライトが不要になったことも軽量化へ貢献しているものと思われます。

最近のスマートフォンはiPhoneを含めて背面にもガラスを採用しています。ガラスは加工等によってとてもきれいな反射を楽しめます。その反面、どうしても重くなるほか、割れる危険性も増加してしまいます。美しさより実用性を考えると「AQUOS zero」は軽くて強いのでオススメですね。

背面デザインはアラミド繊維が丸出しのワイルドデザインです。指紋は目立たないデザインではあります。カラーもアドバンスドブラック1色のみしか公表されていません。軽量であり動画やゲームを手に持ち続けても疲れないところが売りになっており、ゲーミングスマホで考えるとかっこいいデザインですね。

6.2インチのスマートフォン付近の重さを以下に比較してみました。「AQUOS zero」の軽さがよく分かります。

端末 画面サイズ 重さ
AQUOS zero 6.2インチ 約146g
Galaxy S9+ 6.2インチ 約189g
ZenFone 5 6.2インチ 約155g
iPhone XS 5.8インチ 約177g
HUAWEI P20 lite 5.8インチ 約145g

シャープの有機EL

約6.2インチ、2992×1440ピクセルの初のシャープ製有機ELディスプレイを搭載しています。シャープの得意分野は液晶ディスプレイであり、優れた省エネ性能のIGZOディスプレイの量産化など市場をリードしてきました。しかし、最近は高色域でコントラスト比が高く、形状に自由度の高い有機ELを採用しています。しかもiPhoneなど多くのスマートフォンが搭載している有機ELは、従来から開発・採用していたサムスンなど韓国がほぼ独占しているというのが現状です。

その中シャープは自社製の有機ELを搭載しています。実はシャープは以前から有機ELパネルの開発を着々と進めていました。100万:1という高いコントラストと、デジタルシネマの標準規格である「DCI-3」の100%の広色域を実現しています。

液晶のシャープですから、有機ELになっても画質の良さには妥協しません。画像処理エンジン「リッチカラーテクノロジーモバイル」を有機EL用にチューニングし、鮮やかさが特長を活かしつつより自然な色合いになるよう調整してくれます。数々の有機ELディスプレイ搭載スマートフォンを使ってきましたが、輝度が上がると目にキツイ派手な発光になりがちでしたが、さすがシャープという印象です。また、映画館やホームシアター機器にも使われているドルビーのHDRの映像方式「Dolby Vision」と臨場感あふれるドルビーの立体音響技術「Dolby Atmos」の両方に対応しています。

ディスプレイ部はパネル全体が緩やかにカーブする独自のラウンドフォルムを採用しています。有機ELの曲げられる特長を活かし、指の関節の動きにあわせた曲面にしているとのこと。どこまでかは定かではないが、曲面な分6.2インチという大画面化に貢献しているかもしれません。

ディスプレイは画面上部にはサブカメラやセンサー類を囲むようにしてスペースを確保する「ノッチ」が存在する狭額縁になっています。下部にあった指紋認証は背面に移動し、前面のホームボタンはなくなりましたが、額縁はあります。

シャープは時代の流れに沿って有機ELにシフトするのではないようです。薄型で自由度のある有機ELと省電力で高いタッチ感度のIGZO液晶といった特徴の違いを活かし、それぞれの製品ごとに採用を決めていくようです。

余談ですが、日本のディスプレイ開発の中で有機ELについては各社それぞれが開発を進めていましたが、市場の中では出遅れているのが現状です。今回のシャープに続き、JDIとソニー、パナソニックの有機EL事業を統合して設立されたJOLEDが量産化に取り組んでいます。とはいえ、ディスプレイ産業は日進月歩なので、次世代ディスプレイ技術についても動きがあるので目が離せません。

ゲームしながら充電してもOK!?

シャープは放熱設計にも従来から取り組んでいます。スマートフォンがモバイルPCレベルの処理性能を持ちながら小さな型の中で動いていますので、熱を持つのはどうしても仕方がないところですが、その熱によって処理性能の低下や低温やけどなどの弊害が起こり、スマートフォン市場においても問題になっているところです。

今回シャープでは新たにAQUOS初のパラレル充電を搭載しました。従来1か所が大きく発熱していたところを、2つの充電ICで発熱源を分散し、充電時の発熱を抑える設計になりました。これにより充電しながらでも、発熱を抑えられるため処理自体をそこまで落とさなくてよいという話です。

パラレル充電

メインカメラは約2260万画素で単眼です。AIによるシーン認識に対応しており、最適なモードで撮影が可能になっています。インカメラは約800万画素です。インカメラの位置はディスプレイの切り欠き(ノッチ)上に配置されていますが、従来のようなインカメラのみではなく、iPhone Xと同じような切り欠きになっています。

基本スペックですが、OSはAndroid 9.0採用、CPUはオクタコア(2.6GHz×4+1.7GHz×4)を搭載。内蔵メモリはAQUOS史上最大容量でRAMは6GB、ROMは128GB搭載。ただし、軽量化に伴ってmicroSDカードスロットは非搭載です。IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。3.5mmイヤホンジャックも軽量化に伴い非搭載で、同梱のUSB Type-C・3.5mmジャック変換アダプターかBluetoothイヤホンを利用することになります。

ネットワーク面ですが、受信時最大774Mbpsに対応しています。LTEとAXGPの4バンドを束ねる「4CA」、電波送信時に4多重化する「4×4 MIMO」、一度に運ぶ情報量を増加させる「256QAM」などの最新技術で高速化がされています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。


スペック

AQUOS zero 801SH
キャリア ソフトバンク
メーカー シャープ
発売日 2018年12月21日
OS Android 9.0(発売時)
CPU Qualcomm Snapdragon 845 SDM845 オクタコア(2.6GHz×4+1.7GHz×4)
形状 ストレート
サイズ(高さ×幅×厚さ) 約154mm×73mm×8.8mm
質量 約146g
連続待受時間 3G:約635時間
LTE:約555時間
AXGP:約555時間
GSM:約575時間
連続通話時間 3G:約1810分
LTE:約2230分
GSM:約870分
ディスプレイ方式 メイン 有機EL
サブ
ディスプレイ解像度 メイン WQHD+(2992×1440ドット)
サブ
ディスプレイサイズ メイン 6.2インチ
サブ
カメラ有効画素数 メイン 約2260万画素
サブ 約800万画素
カメラ機能 4K動画撮影/光学手ぶれ補正
防水 IPX5,IPX8
防塵 IP6X
GPS
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
テザリング
Bluetooth 5.0
タッチパネル
ワンセグ
おサイフケータイ
赤外線通信
電池容量 3130mAh

ニュース

2020年4月20日製品アップデート

シャープはスマートフォン「AQUOS zero SH-M10」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。

2020年4月9日製品アップデート

ソフトバンクはシャープ製スマートフォン「AQUOS zero 801SH」をAndroid 10にバージョンアップする製品アップデートの提供を開始した。

2019年11月5日製品アップデート

楽天は製品アップデートにより楽天モバイルのMNO回線に対応すると案内している。

2019年4月3日発表

オプテージは、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero SH-M10」を2019年4月9日より取り扱うことを発表した。

2019年4月12日発表

DMMは、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero SH-M10」の申込受付を2019年4月11日より開始したと発表した。

2018年12月18日発売

ソフトバンクは、SoftBankブランドにおいてシャープ製スマートフォン「AQUOS zero」を12月21日に発売すると発表した。

2018年12月11日発表

ソフトバンクは、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero」の事前予約の受付を12月14日に開始すると発表した。

2018年10月11日発表

ソフトバンクは、SoftBankブランドの新商品として、シャープ製スマートフォン「AQUOS zero」を、2018年12月上旬以降に発売すると発表した。

国内での「AQUOS zero」の取り扱いはソフトバンクのみとしている。

2018年10月3日発表

シャープは、2018年冬モデル向けのフラッグシップモデルスマートフォン「AQUOS zero」を発表した。

関連機種

2018年夏モデル

AQUOS R2 706SH

動画専用を加えた2眼カメラで、撮りたい瞬間を見たままに

2018年冬モデル

Xperia XZ3 801SO

漆黒と光の新世界 Xperia初の有機ELディスプレイ

2018年冬モデル

AQUOS zero SH-M10

世界最軽量モンスター現る。

2019年冬モデル

AQUOS zero2 906SH

軽量ボディ 4倍速ディスプレイで異次元の操作体験へ


ユーザー評価

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