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「ZenFone 6」は、ASUSの2019年夏商戦モデルとして登場するであろうフラッグシップスマートフォンになります。「ZenFone 5」の後継機種です。メモリストレージ違いの2ラインナップを用意しています。RAM 6GB/ROM 128GBモデルとRAM 8GB/ROM 256GBモデルになります。8月23日より順次発売されますが、8GBモデルのトワイライトシルバーのみ8月30日より順次発売されます。希望価格は税別で6GBモデルが6万9500円、8GBモデルが8万2500円です。

4辺狭額縁の全面ディスプレイとなっており、92％の画面占有率を誇ります。6.4インチでアスペクト比19.5：9の「ナノエッジ」と名乗るほどの狭額縁ディスプレイです。最近のスマートフォンに多い画面上部の切り欠き（ノッチ）やパンチホールすらありません。

一般的に切り欠き部分に格納していたインカメラがないということです。スペックを見てもインカメラ無し。ついに、インカメラ非搭載かぁ。いえ、完全になくなったわけではありません。革新的な回転機構という独特の仕組みを採用した「フリップカメラ」を搭載しています。ふだんはリアカメラとして背面に収納されていますが、内蔵モーターによりグルッと回転してディスプレイ上部に起き上がってきます。この回転する機構はASUS独自開発だそうです。

上述通り、インカメラは搭載しておらず、メインカメラがインカメラを兼ねています。そのため、自撮りする際でも高品質な写真を撮影できます。同様にギミックを搭載したモデルでは、「OPPO Reno」がありましたが、インカメラが本体内部に格納されており、昇降式という仕組みでインカメラが飛び出す構造ですので、あくまでインカメラの品質となっています。

今後は、切り欠きなし画面へと移行するのかなとも思いつつも、インカメラの仕掛けを工夫すると、どうしても耐久性の問題が出てきます。iPhoneのホームボタンが動作しなくなったとか耳にしますが、動きのある部品は特に気になります。

ちかみに万が一、手から滑って本体が落下する場合でも、加速度センサーで検知して、速やかにカメラ部を畳むとのこと。これにより、カメラだけが壊れる、といった状況を防ぐようになっている。

「フリップカメラ」の回転の動きもかなり滑らかで、好みの位置でカメラモジュールの回転を止めて撮影できる「フリーアングル」で撮影することもできるようです。

フリップカメラの操作方法ですが、画面内のシャッターボタンの右側のボタンを押しながら上下に指を動かすと、あわせてフリップ機構も動く仕掛けになっています。ちょっと分かりづらい気もしますが、それ目当てで買う人も多いと思うので、問題はないでしょう。

子供やペットの視線で写真を撮るといった場合も、かがむことなく撮影ができます。もしかしたらカメラを向けられていると気づかないかもしれませんので、カメラ嫌いな子どもにも適しているかもしれないです。

取り扱いMVNO

スペック

アクセサリ

関連機種

2018年モデル

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2019年夏モデル

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