製品情報

「Galaxy Note9 SCV40」は、電磁誘導式スタイラスペン「Sペン」が特徴のファブレット（スマートフォンとタブレットの間の画面サイズ）と呼ばれる大画面ディスプレイ搭載のサムスン製スマートフォンになります。「Galaxy Note8 SCV37」の後継モデルです。カラーはau限定色のラベンダーパープルを含む3色展開です。従来より0.1インチ画面サイズが大きくなったほか、ボディカラーごとにSペン本体のカラーが違っており、スクリーンオフメモで書いたときのカラーもペン本体の色に連動します。メタルフレームは先進のダイアモンドカットを採用し、光沢感のある美しい仕上がりとなっているほか、メインカメラは飛び出していないので背面がフラットなデザインとなっています。

ディスプレイは、前面フルガラスを採用したほぼベゼルレスの「Infinity Display」です。左右両端を湾曲させたデュアルエッジスクリーンを搭載するのも継承されています。

Sペンでリモート操作が可能！Bluetooth通信対応

Sペンに初めて、Galaxy Note9から離れたところでも使えるBluetooth 5.0に対応しました。リモートコントロールなどの機能が利用できるようになり、カメラではボタンを長押しして起動、ボタンを押すだけで写真を撮ることができます。プレゼンテーションではボタンを押して次のスライドに、二度連打して前のスライドに戻るといった操作ができる。YouTubeアプリの再生と一時停止、次の動画へのスキップなどの操作ができます。Bluetoothの動作のためバッテリーが内蔵されており、充電はGalaxy Note9に格納しておくだけで、約40秒の充電で約30分使用することができます。サードパーティ製アプリでもリモコンとして使えるように、SDKが公開される予定となっています。（2018年8月現在）

カメラは、Galaxy S9+と同様の構成の標準と望遠のデュアルカメラを搭載しています。広角77度の1200万画素と望遠の1200万画素で光学手ブレ補正対応です。メインの広角カメラのレンズにはF値1.5という明るいレンズを搭載しています。周囲の明るさに合わせて、自動でF値を識別して明るい場所でも暗い場所でも、鮮明な写真を撮影することができる「デュアル アパチャー」を搭載しています。「デュアル アパチャー」では暗い場所でF値1.5、明るい場所でF値2.4の2種類のF値を自動で切り替えています。暗い場面でのスーパーローライトカメラ機能では、F値1.5モードの高感度撮影に加えて、4枚のマルチフレームでのノイズリダクションによりノイズを抑えたクリアな写真を撮影できます。

AIを利用した花や食事など20種類にわたるシーン認識に対応します。それぞれの認識した被写体に合わせた最適な設定で撮影されできます。スーパースローモーション撮影にも対応しています。最大960fpsのスローモーション撮影では、0.2秒間を6秒間として撮影できます。Galaxy Note9の失敗検出機能で、まばたきやブレ、レンズの汚れ、逆光などを賢く検出し、撮り直しを勧める通知をしてくれるので、目をつぶってしまったりブレてしまった写真を減らすことができるようです。

冷却システムでゲームがサクサク！？

スマホでゲームすると発熱して・・・とお悩みの方もいると思います。Galaxy Note9では、新たに開発したオーバーヒートを防ぐウォーターカーボン冷却システムを搭載しています。従来よりも効率のいい放熱を可能にします。放熱といえばNEC製の「MEDIAS X N-06E」での初採用ヒートパイプを皮切りに、シャープ製の「AQUOS R2」の放熱シート、LG製の「V30+ L-01K」にはヒートパイプと冷却パッドを採用するなど各社熱対策をとっていたりします。ゲームを最適にするため、タイムラグを減らすための最先端プロセッサや、自動的にゲームのパフォーマンスを最適化するAIによるスマートパフォーマンスアジャスターを搭載しています。紹介ページではCMもしている「Fortnite」が稼働中。

スマホをPCライクに活用することが可能なDeXモードが進化しています。USB Type-C端子と外部ディスプレイをHDMIケーブルを接続するだけで、マルチウィンドウ表示が可能なデスクトップモードを起動できるようにしています。大画面の外部ディスプレイに画面を表示し、接続したGalaxy Note9がトラックパッドやキーボードとして利用できます。Galaxy Note9の画面をそのまま外部ディスプレイに表示するミラーリングモードにも対応します。

セキュリティは、顔認証と虹彩認証を組み合わせたインテリジェントスキャンで、環境に合わせてロック解除の精度を上げています。顔認証で情報が不足した時には虹彩認証で補完され、日中の明るい場所では顔認証というように、シーンに合わせて最適な認証方法を自動で選択します。指紋センサーも従来通り搭載され、カメラ下部に配置しています。複数のレイヤーに及ぶ防護壁とセキュリティメカニズムによる侵入やマルチウェア、その他の脅威から守る「Samsung Knox」も搭載しています。

基本スペックですが、OSはAndroid 8.0採用、プロセッサはクアルコム製のSnapdragon 845 オクタコア（2.8GHz×4＋1.7GHz×4）を搭載。内蔵メモリのRAMは6GB、ROMは128GB搭載。最大512GBのmicroSDXCにも対応しています。ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、NFC、IPX5,IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。4000mAhのバッテリーを搭載し、ワイヤレス充電にも対応しています。

ネットワーク面ですが、受信時最大958Mbpsに対応しています。LTEの2GHz帯の最大400Mbps×1とWiMAX2+またはLTEの3.5GHz帯の最大279Mbps×2という組み合わせのキャリアアグリゲーションで実現させており、一部エリアで提供されています（2018年10月現在、東京都、埼玉県、愛知県、京都府、大阪府の一部エリアで提供）。アップロード速度も向上しており、送信時最大75Mbpsで一部エリアで提供されています。LTE上で高音質で安定した通話を実現する音声通話「VoLTE」サービスにも対応しています。

スペック

ニュース

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外部リンク

(最終更新日：2020/08/16)